おちょぼめし「いくらのおにぎり」2022年10月4日

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うちのおちょぼ(4歳娘)は、おにぎりだいすきや。

この前、低血糖みたいになって病院にお世話になったねん。すぐに元気になって次の日はお出かけできるくらい何ともなかったんやけど、お医者さん曰く、このくらいの年齢では、まぁよくあることですよ、とのことや。前日にお肉が美味しすぎて、焼肉のタレをタプタプかけてご飯も食べずに肉ばっかり食べたのが原因じゃないかなとうちらは思ってますねん。ほんでその時元気がなくてぐったりしててんけど、点滴してもらって、みるみる回復して、看護師さんにコンビニで食べ物や飲み物を買って食べてもいいですよと言われたので、何がいい?と聞いたら、「いくらのおにぎり」と「カルピス」と言わはったんで、買ってきましたわ。ほんだら「めっちゃおいしい、なにこれ?」「美味しすぎなんだけど」など絶賛しながらすごい勢いで食べはったわ。その「いくらのおにぎり」がよっぽど美味しかったらしく。昼ごはんも「いくらのおにぎり、買ってきて!」、次の日の朝も「いくらのおにぎり!」と何度もせがまれましてん。なんとなく聞き流してごまかして別のものを食べてもらったけど、病み上がりの空腹に貪る食べ物って印象に残るよねぇ。わかるわぁ。うちも、お腹こわしたかなんかで、ほとんど食事がでけへんかって、ようやく食べられるようになった時に食べた、旦那さん手作りのカツ丼が美味しすぎて、自然に涙が流れたことをいまだに覚えてますわ。普段はカツ丼にそんなには思い入れはないんやけど、あん時のカツ丼は特別やなぁ。涙が出るほど美味しい体験って死ぬまでにあと何回体験できるやろか?自分から絶食するんも何か違う気がするし、何気に貴重な体験かもなぁ。

普段元気すぎるほどパワフルやのに、病院には結構お世話になっちゃうおちょぼちゃん。健やかで元気で育っておくれ。